賃金構造基本統計調査の結果
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一般常識 賃金構造基本統計調査
厚生労働省は2月19日、平成26年「賃金構造基本統計調査」の結果を公表しました。
男女間の賃金格差は過去最小
一般労働者の賃金は、男女計29万9,600円(前年比1.3%増)、男性32万9,600円(同1.1%増)、女性23万8,000円(同2.3%増)でした。
男性の賃金を100とすると、女性の賃金は72.2(前年71.3)となり、男女間の賃金格差は過去最小となりました。
女性の賃金カーブは緩やか
性別に賃金カーブをみると、男性のピークは50~54歳の42万2,600円で、年齢階級が高くなるとともに賃金も上昇しピーク以降は下降しています。
女性のピークは、45~49 歳の26万3,500円で、男性に比べ賃金カーブは緩やかになっています。
賃金カーブを学歴別にみると、男女ともに大学・大学院卒の賃金カーブが急で、男性は女性に比べて、よりその傾向が大きくなっています。
非正規社員は賃金の上昇は緩やか
正社員・正職員以外を年齢階級別にみると、男女いずれも年齢階級が高くなっても賃金の上昇があまり見られません。
賃金のもっとも高いのは東京都
都道府県別の賃金の水準をみると、全国計の29万9,600円よりも賃金が高かったのは、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府の5都府県で、最も高かったのは東京都の37万7,400円となっています。
短時間労働者の賃金
短時間労働者の1時間当たり賃金は、男性が前年比2.3%増の1,120円、女性が同0.5%増の1,012円となっています。
男女いずれも25~29歳以降は1,000円を超え、最も高いのは男性では、60~64歳で1,269円、女性では、30~34歳で1,073円となっています。
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