勉強方法
日本的経営の特徴といわれた「終身雇用制度」は今や昔の話で、リストラ、勧奨退職などがあたり前の時代となっており、いつ自分の身に降りかかるか分かりません。
私はこれだけの期間、このような仕事をやって会社に貢献してきました。などと語ってみても、それは単なる自己評価でしかなく、いざとなったら会社は冷たいものです。
そのような場合に自分の身を守ってくれるものの一つが資格ではないでしょうか。自分の職務にあった資格の勉強をすることでより職務理解が深まり成長できますし、会社に与える印象も大きく変わってきます。
また、転職をお考えの方にも資格取得をおすすめします。履歴書・職務経歴書の内容も重要ですが、その職務に精通した資格を持っていれば、合否を決める上での大きな判断材料となるでしょう。
さらに独立起業も視野に入ってきますので、今とはまったく違うひとつ上のステージに立つことも夢ではありません。
自分の行く先は自分で決めなければなりません。自分の人生を人まかせ・会社まかせにしていると何かあった時に後悔することになります。
生活設計、職業設計を良く考え、もしその中で資格取得が必要と判断されたならしっかり資格の内容を調べすぐ行動しましょう。思い立ったが吉日です。
時代の波に飲み込まれないよう、社会保険労務士試験合格でステップアップしましょう!
《準備編》
■勉強をはじめる前に
まずは勉強に取り掛かる前の準備です。
あなたはなぜ資格取得を目指しているのでしょうか?
会社から言われたから スキルアップのため 資格手当がもらえるから 独立起業したい
など、色々な理由があると思います。
なるべく早く合格して面倒な受験生活から逃れたい。早く次のステップに進みたいと考えてしまいがちですが勉強は最初が肝心です。
特に難関資格になると長丁場になりますので、学習に取りかかる前に気持ちの整理、勉強法の選択、スケジュール作成などやっておかないと、後々モチベーションが上がらない、試験に間に合わない、最悪の場合には勉強をやめてしまうことにもなりかねません。
「敵を知り、己を知れば、 百戦危うからず」という言葉もあります。 まず知ることです。社会保険労務士試験という敵、そしてそれに戦いを挑んでいる自分自身です。
ここで一番重要なのは「自分を知る」ということです。
どういう試験なのか? 出題科目は? 出題範囲は? 試験日は? 合格率は?といった敵を知る作業はすぐ頭に浮かびますが、自分を知るという作業はあまりやることはありません。
ですが実はこの自分を知るという作業が勉強を続けられるかどうかの重要なポイントになるのです。(学習法などではなく、根本的な勉強を続けられるかということです。)
このあたりも踏まえて「準備編」を進めていきたいと思います。
ポイント
一番重要なことは、「自分を知る」ということです。なぜその資格が必要なのか?掘り下げて考えてみましょう。
その理由がはっきりと整理でき資格取得後の自分の姿をしっかり思い描けるようであれば、途中で挫折することなく合格に向かって勉強を続けることができるでしょう。
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公開日:
最終更新日:2020/09/03