資格活用法
■ダブル・トリプルライセンスで広がる職域
FP(フィナンシャルプランナー)や中小企業診断士、行政書士などといった他の資格を取得することにより、社会保険労務士の職域はさらに広がっていき頼りがいのあるプロの実務家となることができます。
「それは私の専門ではないので、他の士業の方に相談されてください。」
と答えるよりも、すべてに対応できる社会保険労務士のほうが、クライアントにとっても同じ説明をしないで済み、たいへん助かり利便性のある存在となります。ひとりの専門家に相談すればすべて解決できる「ワンストップサービス」が望まれているのです。
とくに企業の経営者は日々不安との戦いですので、頼りになる専門家としてアドバイスすることで、心強い存在となることができます。
FP・行政書士・中小企業診断士などは社会保険労務士試験で勉強する法律と重複する部分が多くありますので、そういう意味でも取得しておきたい資格です。
『社会保険労務士+FP』
個人から企業まで年金支払い・受給、資産管理など将来設計のアドバイスができる
『社会保険労務士+中小企業診断士』
人事・労務から経営方針まで幅広く経営者の相談にのることができる
『社会保険労務士+行政書士』
これから会社を設立したいというクライアントに対して、会社設立の手続きや就業規則作成、労働保険のアドバイスなどまとめて対応できる
ダブル・トリプルライセンスを取得することにより、顧客のニーズにスピードをもって対応できる社会保険労務士になることができるのです。
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公開日:
最終更新日:2020/09/03