スケジュール
資格予備校や市販テキストなどは、9月下旬か10月頃に新しい講座などが始まり、翌年8月下旬の本試験を目指す場合が多いので勉強時間の限られている社会人としては、約1年の勉強スケジュールを組むのがスタンダードといえます。
その場合、1日の平均勉強時間は2時間くらい必要でしょう。勉強はダイエット一緒で毎日コツコツ続けていくことで一番効果があがりますので、試験当日を見すえてスケジュールに沿って勉強を進めていきましょう。
▶1年合格スケジュール
基礎力充実期間
09月 じっくり基本書を読み過去問の該当箇所を丁寧に分析する
10月 ハリキリすぎて色々な教材に手を出さず基礎固めに徹する
11月 インプットだけでなく必ずアウトプットも並行して進める
12月 途中で挫折しないように無理なスケジュールは組まない
応用力養成期間
01月 メイン教材は基本書と過去問
02月 過去問を何度も解いて出題形式に慣れる
03月 中だるみをしないよう時間管理を意識する
04月 自分の苦手分野を把握し早めに克服しておく
05月 法改正・白書対策を進める
実力養成期間
06月 全国統一模試などを受けて実践感覚を磨く
07月 横断学習で各科目のポイントをつかむ
08月 年度別過去門を時間を意識しながら解く
学習のポイント
社会保険労務士試験は、各科目に最低ラインが設定してあり総得点が合格基準点を上回っていても、選択式・択一式ともに各科目で約6割以上の正解率がないと基準を満たさず不合格となってしまいます。
このことからバランスのよい知識をもつ人が合格となりますので、どの科目のどの部分が苦手なのかをはっきりと確認する作業を早めに行っておくことが必要となります。
勉強を進めていくと、基本書を読んでも過去問を解いても、どうしても理解できない部分がでてきます。それを理解し克服するのは時間がかかりつらい作業ですが、嫌なことを後回しにせずバランスよく勉強し、苦手教科をつくらないようにすることが合格への近道なのです。
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公開日:
最終更新日:2015/10/02