国民年金の保険料を安くする方法
国民年金は、日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満のすべての人が加入するもので、老齢・障害・死亡により基礎年金を受けることができます。
自営業者や学生などの第1号被保険者は保険料を毎月納める以外に、一定期間をまとめて前払いする「前納」という方法があります。
2014年4月からは、6カ月、1年払いなどに加えて2年分の前納が可能になりました。
口座振替の振替方法
(1)翌月末振替
※保険料の割引なし
(2)当月末振替(早割)
※本来の納付期限よりも1か月早く口座振替する方法
(3)6カ月前納(4月~9月分、10月~翌年3月分)
(4)1年前納(4月~翌年3月分)
(5)2年前納(4月~翌々年3月分)
の5種類から自由に選んで申し込むことができます。
割引率
割引率が一番大きいのが2年分の前納です。14年4月~16年3月分納付の場合355,280円となり毎月納める場合の総額370,080円より14,800円割引になっています。
一時的な負担は大きいですが、かなりお得な制度といえそうです。
納付方法
保険料の納付は2年分の前納の場合は口座振替のみになります。6ヵ月、1年分の場合は金融機関への振り込みやクレジットカード払いといった方法もありますが、割引率は口座振替の方が高くなっています。
申請
前納の申し込みは年金事務所のほか、口座を開設している銀行などで受付けています。前納には申請期限があり注意が必要ですが、一度口座振替で前納を申し込むと1年前納を2年前納に切り替えるといった変更を希望しないかぎり、自動更新されますので再度申し込む必要はありません。
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