平成27年(第47回)社会保険労務士試験合格発表
公開日:
:
試験情報
平成27年(第47回)社会保険労務士試験の結果が、11月6日(金)に官報及び全国社会保険労務士会連合会の社労士試験センターホームページ上で発表されました。 その実施概況は、以下のとおりです。
第47回試験の合格率は驚愕の「2.6%」
平成27年(第47回)社会保険労務士試験の合格率は、平成以降最も低い合格率だった平成25年(第25回)の5.4%を大幅に下回る「2.6%」となり、合格率だけ見ると旧司法試験と並ぶ最難関の国家資格となりました。
最近の合格率は隔年で高低をくり返す傾向にあります。平成25年(第25回)は近年で最も低い5.4%だったこともあり、翌年の平成26年(第26回)の合格率は大幅に上がり9.3%に達しました。今回、平成27年(第47回)の合格率は、この傾向を考えると低下すると予想されていましたが、その予想をはるかに超える記録的な低合格率の「2.6%」となりました。
択一式試験の合格基準点は、昨年と同じ「45点」
今回の択一式試験の合格基準点は、昨年と同じ「45点」となりました。
択一式問題の難易度が高かったと言われていることを考えると、合格基準点「45点」はかなりシビアな数字であり、低合格率の原因と考えられます。合格基準点がもう2~3点低ければ、例年通りの合格率7%前後に落ち着いたのではないでしょうか。
選択式試験の「2点」救済は、労働常識、社会常識、健康保険、厚生年金の4科目
選択式試験の合格基準は、原則各科目3点以上を合格点としていますが、3点以上の得点者の割合が低かった科目は2点の得点、2点以上の得点者の割合が低かった科目については、1点を科目の合格点として救済しています。
3年連続で、「健康保険」が2点救済の対象となりました。また平成18年からの10年間で、「厚生年金」は7回も救済の対象となっており、救済措置の常連と言えそうです。
スポンサーリンク
関連記事
-
第46回社会保険労務士試験合格発表
平成26年(第46回)社会保険労務士試験の結果が、11月7日(金)に官報及び全国社会保険労務士会連合
-
第50回(平成30年度)社会保険労務士試験の日程が発表されました
第50回(平成30年度)社会保険労務士試験の実施について公示され、4月16日から受験申込書の受付が始
-
平成28年(第48回)社会保険労務士試験合格発表
平成28年(第48回)社会保険労務士試験の結果が、11月11日(金)に官報及び全国社会保険労務士会連
-
第48回(平成28年度)社会保険労務士試験の日程が発表されました
4月8日に第48回(平成28年度)社会保険労務士試験の実施について公示され、4月11日から受験申込書
-
第46回社会保険労務士試験お疲れ様でした!
社会保険労務士試験を受験されたみなさま本当にお疲れ様でした。 手ごたえはどうでしたでしょうか?
-
第49回(平成29年度)社会保険労務士試験の日程が発表されました
第49回(平成29年度)社会保険労務士試験の実施について公示され、4月17日から受験申込書の受付が始
Comment
今年2.6%のなかにはいりました。但し5回目の受験かも、文学部、三流の、合格するという意地がないだけけでしょう。選択50点択一30点足切りなしを、目指せば必ず合格者になります。
合格おめでとうございます!そしてお疲れ様でした。さぞ難儀されたことと思います。社労士試験という大きな山を制覇した経験は、今後の人生に間違いなくプラスとなります。これから社労士としてバリバリ活躍する輝かしい未来を応援します。おめでとうございました!