第46回社会保険労務士試験合格発表
平成26年(第46回)社会保険労務士試験の結果が、11月7日(金)に官報及び全国社会保険労務士会連合会の社労士試験センターホームページ上で発表されました。 その実施概況は、以下のとおりです。
第46回試験の合格率は9.3%に回復
昨年度は合格率5.4%と驚異的な年で、涙をのんだ人が大勢いたと思われます。
平成以降では最難関とされた平成6年(第26回)の合格率6.8%を一気に1.4ポイント下回り、過去25年間で最低となりました。
合格率は近年7%台で推移しており昨年は異常とも言える合格率でしたが、今回は、前年の反動か大幅に上がり9.3%に達しました。
択一式試験の合格基準点は、「45点」に下がる
今回の択一式試験の合格基準点は、昨年より1点下がり「45点」となりました。
この基準点は、近年の択一式の合格基準点が46点であったことを考えると、今回の試験における択一式問題のレベルは、若干やさしくなったと考えられます。
選択式試験の「2点」救済は雇用保険、健康保険
選択式試験の合格基準は、原則各科目3点以上を合格点としていますが、3点以上の得点者の割合が低かった科目は2点の得点、2点以上の得点者の割合が低かった科目については、1点を科目の合格点として救済しています。
昨年に引き続き、「健康保険」と「雇用保険」が2点救済の対象となりました。平成20年から24年まで5年間、救済の対象であった「厚生年金」がここ2年間は救済の対象ではなくなり各科目の難易度の変化が見られます。
スポンサーリンク
関連記事
-
平成27年(第47回)社会保険労務士試験合格発表
平成27年(第47回)社会保険労務士試験の結果が、11月6日(金)に官報及び全国社会保険労務士会連合
-
平成28年(第48回)社会保険労務士試験合格発表
平成28年(第48回)社会保険労務士試験の結果が、11月11日(金)に官報及び全国社会保険労務士会連
-
第49回(平成29年度)社会保険労務士試験の日程が発表されました
第49回(平成29年度)社会保険労務士試験の実施について公示され、4月17日から受験申込書の受付が始
-
第50回(平成30年度)社会保険労務士試験の日程が発表されました
第50回(平成30年度)社会保険労務士試験の実施について公示され、4月16日から受験申込書の受付が始
-
第46回社会保険労務士試験お疲れ様でした!
社会保険労務士試験を受験されたみなさま本当にお疲れ様でした。 手ごたえはどうでしたでしょうか?
-
第48回(平成28年度)社会保険労務士試験の日程が発表されました
4月8日に第48回(平成28年度)社会保険労務士試験の実施について公示され、4月11日から受験申込書
スポンサーリンク
- PREV
- パート主婦の税金と社会保険
- NEXT
- 育児休業給付金取扱い変更【平成26年10月1日】