『労務管理その他の労働に関する一般常識』攻略法
労務管理その他の労働に関する一般常識(以下、労働一般常識)は、他の科目が独立科目となっているのに対して、社会保険労務士の業務を円滑に行うための一般常識と位置づけられています。
出題の特徴としては、他の科目に比べ勉強の対象範囲が非常に広いことがあげられます。労働経済白書からの出題も多くなってきているので、細かな数字だけでなく全体の流れをつかむ勉強が必要となります。
出題形式 | 試験科目 | 出題数 | ||
択一式 | 労務管理その他の労働に関する一般常識 | 5問 | 10問 | |
社会保険に関する一般常識 | 5問 | |||
選択式 | 労務管理その他の労働および社会保険に関する一般常識 | 各1題 |
学習のポイント
労働一般常識は学習すべき内容が広く、最も勉強しにくい科目のひとつです。労働関係諸法令などは20以上の法律があり、すべての分野を押さえるのは困難を極めます。ですので、出題率の高い法律とそうでもない法律に分けて、出題率の低い法律なら初めから勉強するのではなく、問題を解いて出てきたときにそこだけ勉強する方法もあります。
労務管理と労働経済は、用語を理解していれば解ける問題も多くありますので、日ごろから新聞などで用語をチェックするようにしましょう。また改正された法律は出題される傾向にありますので、特に注意が必要になります。
頻出問題
①「雇用関係」
職業安定法、労働者派遣法、高年齢者雇用安定法
②「女性、育児・介護休業等」
男女雇用機会均等法、育児・介護休業法
③「雇用や失業の動向」
雇用の動向、失業の動向
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公開日:
最終更新日:2020/09/03