『労働基準法』攻略法
労働基準法は労働に関する基本となる法律ですので幅広く出題されています。それに加え、通達や判例などの出題が多く占めていますので、他の科目に比べて難しい科目となっています。
出題形式 | 試験科目 | 出題数 | ||
択一式 | 労働基準法 | 7問 | 合計10問 | |
労働安全衛生法 | 3問 | |||
選択式 | 労働基準法及び労働安全衛生法 | 1題(5問) |
学習のポイント
労働基準法の特徴は、全受験科目の中でもっとも難しいことにあります。その原因としては、通達(行政解釈)や判例(最高裁判例)などからの出題が多く占められているからです。それに対応するためには、次のような対策を講じる必要があります。
①労働基準法
↓
②労働基準法施行規則(厚生労働省令)
↓
③特別の労働基準施行規則(「女性則」など)
↓
④通達(行政解釈)
↓
⑤判例(最高裁判例) の各レベルがあり、④と⑤が他の科目に比べて多く出題されるので、難易度があがっているのです。まず①~③を確実に覚えてから、④、⑤に進むと良いでしょう。
頻出問題
出題が多い項目は以下のとおりです。
①「解雇」
解雇権乱用と解雇の無効、解雇制限、解雇の予告等
②「賃金」
賃金支払の5原則とその例外
③「弾力的労働時間制度」
1ヵ月単位や1年単位などの変形労働時間制
④「割増賃金」
時間外労働、割増賃金の計算
⑤「年次有給休暇」
付与日数、計画的付与
⑥「就業規則」
作成義務、定めるべき事項
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公開日:
最終更新日:2020/09/03