『雇用保険法」攻略法
雇用保険法は、労働者が「失業」「雇用の継続が困難となる事由の発生」および「自ら職業に関する教育訓練を受けた場合」に必要な給付をするものです。
基本的には失業した場合に、労働者の生活および雇用の安定をはかるものですが、失業の予防、雇用機会の増大や労働者の能力開発など労働者の福祉の増進をはかることを目的とする法律です。
出題形式 | 試験科目 | 出題数 | ||
択一式 | 雇用保険法 | 7問 | 合計10問 | |
労働保険徴収法 | 3問 | |||
選択式 | 雇用保険法 | 1題(5問) |
学習のポイント
雇用保険法の出題は、「基本手当」の出題が圧倒的に多いことが特徴です。基本手当とは、サラリーマンなど一定の被保険者が失業したときに離職理由、年齢や被保険者であった期間により所定給付日数を決定し、被保険者期間中の賃金を規準として算定した額を、失業中の所得保障として支給するものです。
そのほか、択一式では、「被保険者」や「届出・手続関係」の出題が多くなっています。まず、「基本手当」を完全にマスターし、その他諸規定や法改正部分など丁寧に勉強していくことがポイントとなります。
頻出問題
①「雇用保険の適用」
適用事業、被保険者、届出・確認
②「基本手当」
受給資格等、受給手続、支給額、支給の限度、延長給付と給付制限
③「就業促進給付」
就業促進手当
④「教育訓練給付」
教育訓練給付金
⑤「雇用継続給付」
高年齢雇用継続給付、育児休業給付
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公開日:
最終更新日:2020/09/03