独学について
独学で資格取得を目指す場合の、メリット、デメリットについて考えてみましょう。
メリット
① 費用が安くすむ
書店などで各種資格に合った、参考書、過去問題集や月刊情報誌が販売されていますので、それを使用すれば費用をあまりかけずに勉強を始めることができます。
② 自分のペースで勉強ができる
いろいろな参考書等が販売されていますので、自分の好み・レベルにあったものを選ぶことができます。勉強スケジュールも自由に組み立てることができるので、教材・講義に追われることもありません。
③ リスクが少ない
通信教育、資格学校を利用した場合は、教材の内容、講義のペースが合わなかったときのリスクがありますが、独学ではそれが少なくてすみます。また何かの理由で勉強を中断・中止する場合のリスクもわずかで済みます。
デメリット
① 効率のよい勉強が難しい
資格試験は必ず合格基準がありますので、満点を取る必要はありません。資格学校等を利用する場合は、効率よく合格基準に達する為のノウハウがありますので、最短で合格を目指すことができます。
独学の場合は、合格基準に達するためのポイントの理解や勉強方法を確立するまでに時間がかかってしまいます。
② モチベーション維持が難しい
独学の場合は勉強方法、勉強時間を決められる自由はありますが、逆に自由に勉強を中断してしまう可能性も高くなります。
③ 情報収集が難しい
法律系の資格などでは特にそうですが、最新の法改正部分が出題される傾向にあります。その情報を収集するために、HP等をこまめにチェックする、あるいは関係行政機関に問い合わせる、又は法改正内容が掲載されている参考書等を個別に購入する必要があります。
資格学校の申込内容によっては逐次、法改正情報を伝えてくれる学校もあります。
ポイント
独学のメリットはなんと言っても、費用を安くおさえられることです。費用が安い分のハンデもありますが、ある程度の法律知識がある方であれば十分合格することができると思います。独学のメリット、デメリットをよく考えて自分にあった勉強法を選んでいきましょう。
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公開日:
最終更新日:2020/09/03