合格率
毎年50,000人前後の方が申し込む人気の高い資格試験です。合格率は例年5~9%で推移しておりましたが、平成27年(第47回)試験は受験者数40,712人中合格者数1,051人で合格率2.6%と史上最低の合格率になりました。100人中3人も合格できないという大変「狭き門」となっています。
ここ数年の合格率は、試験史上最も低い合格率となった平成27年(第47回)の反動から、平成28年(第48回)が4.4%、令和3年(第53回)が7.9%と6%を割ることなく安定していましたが、令和4年(第54回)が5.3%と久しぶりに5%台に落ち込みました。
今後も、5~7%程度の合格率で推移すると思われ、難関試験という傾向は変わりませんが、「絶対合格するんだ!」という強い意志を持ち、十分な受験対策を立て実行すれば難関突破も夢ではありません。
社会保険労務士試験は、他の国家資格に比べ女性の比率が高く3割以上を占めています。年齢階層は働き盛りの30~40代が約6割を占め、職業は会社員が約5割を占めます。
このことから中堅社員として働きながら受験に臨んでいる方、もしくは育児中あるいは育児休業終了後のキャリアアップのために資格取得を目指す女性の姿などが想像できます。
スポンサーリンク
公開日:
最終更新日:2023/06/28